シモイチまるごと薬膳計画 モニタリングツアーに参加してきました。その1

先日、薬草の町 奈良県吉野郡下市町(しもいちちょう)へ行ってきました。

下市町は、江戸時代より薬草栽培が盛んに行われおり、薬問屋がたくさんあったそうです。
和菓子や料理に欠かせない高級食材「吉野葛」も、もとは薬草として栽培され、薬として流通していたそうです。

シモイチまるごと薬膳計画
時代ともに問屋や、薬園は少なくなっていってしまったそうですが、こうした下市町の歴史や環境を活かし、「美味しいも、楽しいも、体にイイも、ぜんぶ!」を合言葉に、下市町商工会が中心となり薬草を使った名物品の開発や町おこしイベントを企画・運営されています。

その町おこしイベントのモニタリングツアーに参加させていただきました。

まずは、創業130年という長い歴史を持つ、日本で最大級の漢方・茶葉・香辛料の卸問屋 株式会社前忠さんの工場見学です。

前忠さんでは、仕入れだけでなく、山椒や南天、当帰、芍薬などを自社の薬草畑で育てているそうです。畑で育てた薬草は、前忠さんの長年培われた技術で精製、加工されています。

芍薬
芍薬。これから洗浄の工程へ。

山椒の製造
山椒は製造にとても手間がかかるそうです。

温度管理された倉庫内には、世界各国から集まった食材、漢方、ハーブや香辛料がところ狭しと並んでいました。普段私たちがなかなか目にすることができないものもたくさんあって、ツアー参加者は大興奮です。

まだまだ倉庫内をじっくり見ていたい気持ちを抑え、次は枯山水の庭園が有名な願行寺の見学です。
願行寺

この庭園は室町時代末期に造園され、現在では、奈良県の文化財名勝にも指定されているそうです。雪が積もっていたのでさらに趣がありますね。

お寺見学を終えて商工会に戻ると、温かい薬膳ご飯を準備してくださっていました。

紅麹の巻き寿司

薩摩揚げのおうどん

下市町で人気のお寿司・お食事処、おけ常さんの昼食です。
巻き寿司は紅麹で色づけされていて、おうどんには、当帰の薩摩揚げが入っています。もちろん吉野の葛でとじてあります。

寒い外から帰ってきたときに、体があたたまるお食事をいただく。最高のおもてなしですよね。女性に必要な薬膳食材が入っているのもうれしいです。


その2へつづく。

楽食プロダクション

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