薬食楽膳について
人の体は食べ物でしか養う事は出来ません。今、私達の周りには色々な食べ物があって、好きなときに好きなものをどこででも食べられる時代になりました。しかしその反面、何時、どんな時に何を食べたらいいのか?という食の選択が問われるようになりました。
祖母が昔、寒さに震えて帰宅した私に、黒砂糖のたっぷり入った生姜湯を作ってくれました。フーフー息を吹きかけながら飲んだその味は、とっても甘くて、じんわり体が温まり、心も体もぽかぽかになりました。
今でも心と体の記憶としてはっきり覚えています。
薬膳は目的が大切です。
いつ? 誰のために? 何のため?に作るのか。
いつ?(寒い冬に) 誰のために?(私のために) 何のために?(体を温めるために)作る。
・・・あの日、祖母が作ってくれた生姜湯は立派な薬膳です。
私達の体は新陳代謝を繰り返し、その細胞は日々生まれ変わっています。
今日食べたものが、明日は体の一部となる。今日食べたものが新しい自分の体を作っていく。
食べものは命を未来に繋ぐ大切なもの・・・食べることは生きること
このサイトでは、中医学の考えを基本に、健康で楽しく生きるための食の大切さと楽しさを提案していきたいと思います。
サイトリーダー 黒川 眞妃子
サイトリーダー | 国際中医師/国際中医薬膳管理師 黒川眞妃子 |
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専門家 | 漢方薬剤師/国際中医師 木下光恵 |
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