不眠

不眠にはいくつかのパターンがあります。

食べ過ぎやお酒の飲み過ぎで「眠りが浅く、よく目が覚め、胸がつかえてゲップが出る」ようなら大根がお勧めです。
精神的なストレスを抱え「イライラしてなかなか寝つけない」のなら緑茶、セロリ、薄荷(ハッカ)、バラの花茶など気を流して熱を冷ましてあげましょう。
また、陰虚で心熱が高揚し「目が覚めやすく、手足がほてる、寝汗をかく」なら梨、白木耳(しろきくらげ)、百合根などで体液を補って上げましょう。
働き過ぎて心の栄養が不足した「寝つけなく、夢ばかり見て目が覚めやすい、疲れやすい、食欲不振」にはほうれん草、人参、黒木耳(くろきくらげ)、棗(なつめ)など気血を補うものがいいでしょう。

睡眠はとっても大切なもの。食事療法以外にも、枕もとにグレープフルーツを置いたり、菊花を枕に入れて香りでリラックスさせるのもよいでしょう。

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薬膳料理レシピ:百合根と蓮根の餡とじ

蓮根(れんこん)をすりおろした時の汁で蓮根(れんこん)が固まりますので、絞らずに汁ごと器に入れましょう。加熱した蓮根(れんこん)には胃腸を強め、下痢や胃の不快感に効果的です。胃腸の弱い方は蒸し料理という調理方もお勧めです

薬膳料理レシピ:緑茶菊花茶

緊張が続いて興奮状態にあると目がさえて中々眠りにつく事が出来ません。そんなときは熱を鎮めるタイプの緑茶菊花茶がお勧めです。菊花と緑茶の苦味が心地よく、気分が落ち着いてきます。 菊花 クコの実 緑茶 温めた茶碗に菊花、緑茶

薬膳料理レシピ:白菜、豚肉ロール百合根あん

百合根はイライラや精神不安、不眠、更年期の不定愁訴に適した食材です。 茶碗蒸しに入れるぐらいで、食卓に上るチャンスの少ない食材ですが、簡単に卵とじにしたり、餡かけの具に加えたり、色々チャレンジしてみて下さいね。 豚肉薄切

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