【セミナーレポート】中医学的・夢診断

黄帝内経は中国伝説上の帝王と、臣下であり、師である岐伯との問答形式で書かれている中国最古の医学書!
その中の霊枢・第43編「陰邪発夢」には夢によって、病気や気の状態がどうなっているのか?が書かれています。
何故?こんな夢を見るの?夢によってあなたの体と心を解きあかす・・・・「はてさて、あなたの昨日の夢は?」
第一部では岡本清孝先生の楽しい夢診断のお話♪
第二部では薬膳スピリットを盛り込んだお料理、薬膳酒、薬膳茶を楽しみました。

第一部 『黄帝内経☆夢・・・』

【第一部講師:岡本 清孝】
NPO法人全日本薬膳食医情報協会理事長
東京薬膳学院学院長、國際中医師
国際中医薬膳師、国立北京中医薬大学日本校講師

空を飛ぶ夢を見たときは?旅行する夢を見たときは?など
いくつかの夢の事例を診断。
見る夢によって体や心の状態がどうなっているのかを
わかりやすく楽しく説明していただきました。

講義風景

メモ

第ニ部 『薬膳酒の効能と作り方』

【第ニ部ガイド:黒川 眞妃子】
関西薬膳びと代表、食育ピーマンクラブ主宰
国際中医薬膳管理師、国際薬膳調理師
国際代替医療学院講師

薬膳酒の効能と簡単な作り方をお話させていただきました。

黒川 眞妃子先生

薬膳酒いろいろ

第三部 『薬膳びと集まれ!交流会』

二部でお話した薬膳酒をいただきながらの交流会。
ロバの皮を煮詰めて作ったコラーゲンたっぷりの阿膠(あきょう)のシロップのように珍しいものから定番のものまで、
いろいろお試しいただけたかと思います。

薬膳酒01
大棗蓮子(たいそうれんし)酒:
身体を温め精神を安定させます。

薬膳酒02
党参(とうじん)酒:
穏やかな作用で気血を補います。

お料理
山楂子(さんざし)酒:
消化作用を助け食欲不振などに効果的。


  • 山楂子(さんざし)酒:
    消化作用を助け、食欲不振などに。活血作用も。
  • 党参(とうじん)酒:
    穏やかな作用で気血を補い、脾胃虚弱の食欲不振にも。
  • 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)酒
    滋養強壮・病後の回復サポートに。
    身体を温めて気血を補います。
  • 大棗蓮子(たいそうれんし)酒:
    身体を温め気血を補い、精神を安定させます。不眠気味の方にも。
  • 花梨(かりん)種子酒:
    乾いた季節の鼻や喉を潤し、咳を止めます。
  • 紫蘇(しそ)梅酒:
    おなかを温め消化促進。食前酒に。
  • 花梨(かりん)シロップ
    乾いた季節の鼻や喉を潤し、咳を止めます。
  • 阿膠(あきょう)シロップ:
    寒い季節の美肌に。
  • 当帰(とうき)なつめ茶:
    身体の冷えやお肌の乾燥に。
  • 五味子(ごみし)黒糖茶:
    体を温め生津(せいしん:身体の水分を補給すること)作用で
    秋冬の乾燥に。活血作用もあります。

お料理は薬膳スピリットを盛り込んだイタリアンビュッフェ。皆さんと楽しい時間を過ごすことが出来ました。

薬膳酒を作ってます。
薬膳酒をいただきました。

お料理
おいしいお料理も…♪

先生、ありがとうございました。
先生、ありがとうございました。

おばんざい薬膳 -楽食Story-(らくしょくストーリー)
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