Archive for 3月, 2012

記事一覧

血虚(けっきょ)体質

【血虚】 血が不足している状態です。 特に女性は毎月の生理で一定量の血を失い、妊娠・出産、授乳でも大量の血を消耗しますので、男性よりも血不足状態になります。 現代女性のほとんどに【血虚(けっきょ)】の状態がみられるといっ

気滞(きたい)体質

【気滞】 気が体内をうまく巡らずに、その流れが滞っている状態。 気は絶えず体内を一定のペースで巡り、その流れがスムーズであることが理想的な状態です。 何らかの原因で気の巡りが悪くなる状態を【気滞(きたい)】と言います。

気虚(ききょ)体質

【気虚】 気が全体的に不足している状態です。(エネルギー不足) 通常、激しいスポーツや重労働でエネルギーをたくさん消費すると、一時的に気は不足しますが、栄養のある食事と充分な睡眠をとればきちんと回復できるようになっていま

食べ物の性質・四気

食材の5つの性質「五性」 食材の五性とは、食材を食べた時、その食材が体を「温める」性質があるのか「冷やす」性質があるのかを 5つに分類したものです。 伝統的には四性(四気)といいますが実際には5つに分類するので五性としま

食材の帰経

食材の帰経 帰経とは食材や生薬がどの臓腑・経絡に入り有効的に働くかを示した道しるべです。 同じ「冷える」という性質を持っていても、バナナは大腸経に入り熱性の便秘に効果を上げ、梨は肺経に入り風邪などの咽喉の炎症などに効果を

食材の五色

食材の五色 食材の色は五色「青・赤・黄・白・黒」に分類され、それぞれに違う働きがあるとされます。 働き 余分な熱を鎮め、のぼせ、気分の高まりやイライラを改善する。 食材 セロリ、芹、ミント、緑茶、ほうれん草、春菊、三つ葉

食材の六味

薬膳では食材を食べた時の味覚によって、その味が体にどのように働くのかを分類しています。 食材の6つの味(六味) 六味とは「酸味(渋味)・苦味・甘味・淡味・辛味・鹹味」という6つの味を指しています。 この6つの味は食材その

薬膳の「補・瀉・調」

薬膳の「補・瀉・調」 薬膳は中医学理論に基づき、方剤の処方と同じように一定のルールに従って、目的に合わせ、 「補」足らない物を補う、「瀉」いらない物を除く、「調」陰陽を調和するに分けられます。 中医学では女性では28歳、

黒川 眞妃子のプロフィール

薬膳ガイド:黒川 眞妃子 おばんざい料理店経営のち国際中医薬膳管理師、国際薬膳調理師を経て国際中医師に。 現在、医療学院薬膳講師の傍ら 「関西薬膳びと」「食育ピーマンクラブ」を立ち上げ、 薬膳講演会、薬膳セミナー、親子ふ

木下 光恵のプロフィール

木下 光恵 herb.deco(ハーブデコ)代表 / 漢方薬剤師/国際中医師 薬学部在学中にYOGAに興味を持ち2001年初渡印。 心と体の調和を整えるという西洋医学にはない概念に衝撃を受け、 アーユルベーダ、中医学とい

おばんざい薬膳 -楽食Story-(らくしょくストーリー)
おばんざい薬膳 -楽食Story-は薬食楽膳を基本として、身体に関するスペシャリストが楽しく美味しい薬膳を紹介しています。
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