【第一回 食べても太りにくい体質になる!】新陳代謝アップの晩御飯
- 薬膳ポイント
- 太りにくい体質作りには、まず代謝をよくすることが大切です。代謝がよければ、体内で脂肪が吸収されにくくなります。
代謝を高めるためには、有酸素運動をしたり、身体を温めてくれる食事をとり、血行をよくするといいですよ。
今回は、身体をあたためてくれるお料理を習ってきました。
鶏肉と棗(なつめ)の黒酢煮込み
薬膳レシピ チェックポイント
棗(なつめ)は、「気」を補い、血液を増やしてくれます。
白木耳(しろきくらげ)も一緒に煮込んでいるのでお肌の保湿効果も期待できる一品です。
材料(3人分)
- 鶏手羽元
- 6 本
- 棗(なつめ)
- 適量
- 白木耳(しろきくらげ)(乾燥)
- 10 g
- A 水
- 1/2 カップ
- 酒
- 大さじ 1.5
- 黒砂糖
- 大さじ 1.5
- ニンニク(スライス)
- 1 かけ
- しょうが(薄切り)
- 3 枚
- 鷹の爪
- 1 ケ
- 黒酢
- 大さじ 2
- 醤油
- 大さじ 1/2
- はちみつ
- 大さじ 1.5
- オイスターソース
- 大さじ 1
- 三つ葉
- 適量
作り方調理時間 45分
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【下準備】棗(なつめ)と白木耳(しろきくらげ)は洗って、水で戻しておきましょう。
白木耳(しろきくらげ)は石付きを取り、 食べやすく切ります。 -
1. 鶏の手羽元は、皮側の中央に切れ目を入れます。
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2. 1の手羽元を沸騰したお湯でさっとゆで、水で洗います。こうすることで、余分な油が流れ、ヘルシーになります。また、臭みもとれて食べやすくなりますね。
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3. 2の鶏肉をフライパンで焼きます。皮側を下にして皮側から先に焼きます。
このときに、油は使わずに焼きましょう。しばらくそのまま置いて、焼けてくると、自然とフライパンから鶏がはがれます。
鶏を焼いている間に材料のAを合わせておきます。 -
4. 鶏肉に焼き色がついたら、Aをいれ、沸騰したら、白木耳(しろきくらげ)と棗(なつめ)を加えます。
蓋をして弱火~中火で20分ほど煮たら、蓋を取って火を強め、鶏肉を返しながら水分を飛ばして照りをつけます。 -
5. 4を器に盛り、三つ葉を散らせば出来上がり。
トマトの中華風おかゆ
薬膳レシピ チェックポイント
おかゆに豆板醤を入れて身体を温めながら、血をきれいにしてくれるトマトで身体をリフレッシュさせましょう。
材料(2人分)
- おかゆ(※)
- お茶碗 2 杯分
- トマト
- 大1 個
- ニラ
- 1~2 束
- サラダ油
- 少々
- ニンニク
- 1/2 かけ
- しょうが
- 少量
- 豆板醤
- 1 g
- 水
- 250 cc
- 塩・コショウ
- 少々
- 砂糖
- 少々
- (※)おかゆは、あらかじめ炊いておき、冷凍保存しておくと便利です。割れ目を入れて冷凍すると、必要な分だけ割って取り出し、解凍できますよ。
作り方調理時間 15分
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1. トマトとニラを1cm角にきざみます。
しょうがとニンニクもみじん切りにします。 -
2. お鍋に油、しょうが、ニンニクをいれて火にかけます。
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3. ニンニクの香りがたってきたら、トマトを入れます。
続いて水、豆板醤を入れて一煮立ちさせます。 -
4. 3におかゆを入れて、さっと火が通ったら、塩、コショウ、砂糖で味をととのえ、ニラを加えて出来上がり。