ストレス

「ストレス」という言葉はもともとは物理学的用語で物体に力が加わった時に生じる「ひずみ」を意味します。
医学的領域では丸いボールを指で強く押すとボールはへこみ、そのへこまされたボールの反応をストレス反応と言い、刺激を与えた指がストレス反応の原因のストレッサーと言います。
普段はこれを「ストレス」と呼んでいます。
人が生きている限り外部からの刺激からは逃れられません。外傷や中毒、寒冷、精神的緊張など何がストレスに感じるか?また、感じ方も人によって様々ですが、外部から加わるストレスにその人が耐えれなくなった時、心や体はサインを出します。このサインを見逃さず、早めに対処することが大切です。
胸や脇が脹って痛み、頭痛、イライラする「気の流れが滞っているタイプ」は気の流れをよくするスッキリした香りのセロリや春菊、柑橘類などがお勧めです。
咽に物が詰まった感じがあり、食欲不振、頭や体が重だるい「消化機能が落ちているタイプ」なら、はと麦、小豆、緑豆もやしなど水の流れをよくするものをプラスしましょう。
物忘れや不眠、よく夢を見る「心が養われないタイプ」なら人参、ほうれん草、黒木耳などの血液を増やすものにホクホクした芋や蜂蜜、椎茸など気力を補うものをプラスしましょう。

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薬膳料理レシピ:決明子(ハブ茶)のゼリー桂花シロップ

決明子(けつめいし)(ハブ茶)は、目の疲れを癒し、肝臓の働きを助ける働きをすると言われています。 また通便作用があり、便秘での肌トラブルに有効です。 桂花(けいか)の甘い香りは気持ちをリラックスさせてくれるでしょう。 や

薬膳料理レシピ:菊花柚子寿司

ストレスを感じると何となく体が熱をもっているような気がします。 ホロ苦い味は熱を鎮める効果があると言われています。 そして気の流れをスムーズにしてくれる柑橘類のさっぱりした香り。 気詰りは翌日に持ち越さないで、その日の内

薬膳料理レシピ:イカとセロリの塩味炒め

セロリは独特の香りで気を巡らせイライラを解消します。 シャキシャキとした歯触りが残るぐらいに手早く炒め、香りを残しましょう。 血を増やすイカを合わせて一生懸命働いている肝の働きを助けましょうね。 腹が立ったらセロリをバリ

薬膳料理レシピ:春菊と菊花の煮びたし

春菊の香りは滞った気の流れをスムーズにし、イライラを解消してくれます。 香りって脳に直接働きかける大切な要素なんですね。 手早くサッとの調理法で香りを大切にして、効能を充分に取り入れて下さいね。 春菊 菊花 クコの実 出

薬膳料理レシピ:ターメリックの炊き込みご飯

ターメリックは気血を巡らし、ストレスからの胸脇部の痛みや生理不順に効果が期待できるスパイスです。 体を温めるので、冷え性でストレスに弱い人や、自律神経の乱れで「ストレス冷え」になってしまったときに嬉しいご飯です。 米 干

薬膳料理レシピ:緑茶菊花茶

緊張が続いて興奮状態にあると目がさえて中々眠りにつく事が出来ません。そんなときは熱を鎮めるタイプの緑茶菊花茶がお勧めです。菊花と緑茶の苦味が心地よく、気分が落ち着いてきます。 菊花 クコの実 緑茶 温めた茶碗に菊花、緑茶

おばんざい薬膳 -楽食Story-(らくしょくストーリー)
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